1948-06-10 第2回国会 参議院 予算委員会 第27号
併しながら夜學でありますとか、さようなことをいたしまして、いわゆる青年學校式な教育をする機関でありまするが、従いまして、これに付しましては國家が補助をいたして雷でもこれを奨励いたしたいという計畫であります。その教員の給與、旅費などにつきまして四割の補助をするという経費がここに掲げてあるのであります。盲聾唖教育義務制實施費、これは今年度から初めて實施するものであります。
併しながら夜學でありますとか、さようなことをいたしまして、いわゆる青年學校式な教育をする機関でありまするが、従いまして、これに付しましては國家が補助をいたして雷でもこれを奨励いたしたいという計畫であります。その教員の給與、旅費などにつきまして四割の補助をするという経費がここに掲げてあるのであります。盲聾唖教育義務制實施費、これは今年度から初めて實施するものであります。
○剱木説明員 青年師範學校は今まで青年學校の教師の養成機關として存在しておつたのでございますが、新學制のもとにおきましては、青年學校はなくなつてまいりますが、それに代りまして、勤勞青年の教育を檐當すべき定時制の高等學校は、相當重要な役割をもつてくると思います。この勤勞青年教育の教員を養成する機關が、新學制のもとにおいて、ぜひ必要であることは、はつきりわれわれも考えておるわけでございます。
この子供たちは、貯金支局に勤勞女性として働きながら、時間を惠まれて現行青年學校に學んでいるのであります。彼女たちは、毎月やはり俸給を手にして生計の一端を支えております。種々討論的な意見を述べる中からまとめてみますと、所得税額が多すぎる、ずいぶん不平均な課税である。
○剱木説明員 定時制の高等學校の教員給についてでございますが、青年學校の教員給が、實はもと國庫で半額を補助いたしておつたのでございます。これが國庫補助の形を變えまして、分與税の形で九割近くのものを地方の財源に振替えまして、國庫補助の形を切りかえたのでございます。現在そのままになつておる状態でございます。
○伊藤(恭)委員 なおパートタイムの新制高等學校については、從來の青年學校を昇格されることは當然であります。なお新設についてはある地域で非常に熱望しておる所がありまして、これは府縣の長官等の意見もありましようが、私は熱烈に要望する所は、新設されてもよいと思います。そういうものについては、どうお考えになつておるのですか。
ただ、今までございます青年學校が、昇格という形をもちまして、新制高等學校になるということは、實はこの考え方は避けたいと思いております。今までの青年學校と、新制のパート・タイムの高等學校とは、その教育内容におきまして、またあり方におきまして、相當違つてこなければならぬのではないか。
御承知のように舊學制において、國民學校を卒業して中等學校に進學しない、いわゆる勤勞大衆青年に對し義務制の青年學校を設けて、青年期の教育に遺憾なきを期する建前になつていたわけであります。今囘の六・三・三の新學制では、六・三までは義務制となつているわけでありますが、その後は上級學校に進學しない者についても、義務制は豫定されていないようであります。
すなわち現行恩給法におきましては、公立の國民學校、青年學校、幼稚園、盲學校、聾唖學校及び國民學校に類する各種學校の教育職員に關する恩給扱いにつきまして、種々の規定を設けているのでありますが、先般學校教育法の制定によつて從前のこれらの學校は廢止せられ、これに代り新たな學校が設けられることになりましたので、これに應じて、新制の公立の小學校、中學校、盲學校、聾學校及び幼稚園の教育職員につきましては、從前の
○松原(一)委員 私の紹介いたしておりまするのは、その中の第二十五でございまするが、これは、全國の勤勞學徒連盟と稱しまする、いわゆる青年學校の生徒の總意を集めたる希望が請願となつてまいつておるのでございまして、箇條が五つございまするが、箇條のごく要目だけを簡單に申し上げておきます。 第一は、各市町村ごとに定時制の高等學校を設けられたい。
この學校教育法の提案理由の説明を再び繰返しますと、「第一に教育の機會均等の見地から考えまして従來の學制におきましては、國民學校の初等科六年を終了して、國民學校高等科及び青年學校に進みます者と、中等學校を經まして高等學校、専門學校に進みます者との、二つの體系に截然と區別せられておりまして、前者は國民學校初等科修了者の七割五分を占めておりますが、彼らには、能力がありましても、高等教育を受ける機會がほとんど
○剣木説明員 青年學校は、新制高等學校ができます場合におきまして、大體今までの青年學校の施設、内容を利用いたしまして、定時制の高等學校をつくつていきたいと考えておるのでございます。
○松本(七)委員 先ほどの定時制高等學校の併置あるいは別途に設置するかの問題は、今までの青年學校というものの實情からいたしまして、普通の高等學校に併置されると、やはり冷遇されるおそれがありはしないかというような點が、非常に一般に心配されているようであります。しかし、先ほどお話のような中心校を設けてその周辺に姉妹校をつくるというようなことは、おもしろいいき方ではないかと考えられるのであります。
○松本(七)委員 この機會に二、三お伺いしておきたいのですが、青年學校は今年限りなくなるわけですが、来年度の新制度の實施については、いかなる御方針ですか。
○高良とみ君 ちよつとお伺いしたいのですが、岩本委員の先程の御報告の中に從來の青年學校の教師の再教育をこれに關連して徹底するということが附け加えてあつたかと思います。私そう伺つたのでありますが、それがやはり根本的に大きな問題だと思うのでありますが、要するにこの勤勞青年教育というものは、從來の青年學校の教育と全然切り離して考える考え方でないと、本當の教育にならないと私共は思うのであります。
先刻のお話の中にも、現在各府縣に照會して、從來の青年學校における出席率の状況等を調べておるなどというお話がありましたが、これは只今河野委員が指摘されたように、公立の青年學校は殆ど有名無實の存在で、開店休業の状態であつたが、職場はこれに反して比較的出席率がよかつた。
尚新制高等學校の設置につきましては、現在設備及びその内容等につきまして、相當終戰後青年學校の状態と睨み合せまして、非常に努力を要する點がございますので、實際の實施の面においては、幾多の困難があるかと存じますが、この點につきましては、文部省といたしましても、一生懸命にやつて參る積りでございますから、何卒國會の強力なる御後援をお願いしたいと思う次第でございます。
これで第二囘的でありますが、勤勞青年教育の定時制、高等學校設置に關する請願、請願者は栃本縣河内郡大澤村青年學校長池田惣一郎外三十七名の提出であります。紹介議員は鈴木憲一君であります。この前一應ここで議したのでありますが、今日は結論に到逹いたしたいと思います。鈴木さんから一應御説明を願います。
勤勞青年教育の定時制高等學校設置に關する請願、請願者、栃木縣河内郡大澤村青年學校長、池田惣一郎外三十七名提出、右の請願は勤勞青年の教育のための定時制高等學校についてはこれを明年度に設置できるように速かに具體案を確立すると共に、定時制高等學校教員としての資質向上のために、青年學校教員の再教育を圖り、又この學校の教職員の俸給、給與は全額國庫支辨とし、速かにこの實現に努力されたいとの趣旨であつて、參議院は
このことに關しましては、青年學校教育關係者の代表の者及び生徒の代表が、すでに各党及び政府当局に対しましてそれぞれ陳情はいたしてあるのでありますが、この際あらためてそれらの人たちの気持を忖度しつつ一応申し上げたいと思います。 申すまでもなく、私は日本再建の決定的な條件の一つは、労働生産性の質的竝びに量的の向上であると思うのであります。
由來金澤の地は民情風俗において温健であり、中庸を貴ぶ風がみずから育成されておることと、氣候風土の特殊性からみずから習慣ずけられた思策の力と、募默の中に感ずる熱情とは、青年學徒が研鑽するに得がたい好環境を呈しておるので、大学設置の曉は、必ずや國家の信頼と御期待にそむかんことを確信するものである。
定時制高等學校は通常の高等學校又は中學校に併置する外從来の青年學校の施設を充てることができる。三、上級學校の入學試験について昭和二十三年度においても舊制の高等専門學校、大學豫科竝に教員養成諸學校の生徒の募集を行うこととし、その實施方法及び時期等は、目下協議會を設けて研究中で、詳細は追つて發表するが、官立學校においてはその入學試験には本年通り知能検査をも加えて實施する豫定である。
これは御承知の通り、戰前にありました青年學校、及びその以前の實業補習學校というようなものとは實態が異なりますが、就學して行く者は概ね過去においてそういうところに就學しておつた者が、今度はこの定時制高等學校に、就學して行くという立場の学校でありますから、非常に我が國といたしましても、實際上の面から見て一刻も猶豫の置けないような立場の學校だと思われますので、成るべく來年度からこれを實施して頂くように、各員方
而もここが我が國の今後の思想建設のために非常な大きな線をなすものじやないかということが考えられますので、豫算の面は一應とにかくとしまして、でき得れば、曾ての補習學校などの例を引いては誠に情けないことになるけれども、日本の實情からして、高等學校とは言うものの、やはり地方々々その町村の現在ある小學校及び青年學校、中等學校あたりの一部或いは或る寺院とかそういうものを利用して、そうしてとにかく青年の教育が村々町々
なぜならば、そうなると全國の青年は、全部勤勞青年學校の方に行かなきやならんように思う。ある條件をのけたものは、これはどうしても義務教育ということは退けてこの立案でなければ私は不徹底だと思う。鈴木さんは如何ですか。
あとの八〇%というものは高等小學校、青年學校若しくは六年だけで止めてしまうというような途を選んだのでありますが、そういうような大きなパーセンテージを占めるところのいわゆる大衆の子弟が、經濟的理由によつて教育の機會均等を與えられなかつたというところに、やはり今までの日本の教育の在り方というものの姿を見ると思うのであります。
過日全國青年學校研究會の大會がありました際にも本案が議決になりまして、請願となつてこの國會に提出されたわけなのであります。私はこの研究大會の決議になりました定時制の高等學校案についてここに簡單に説明をいたしたいと思います。
全國の青年學校長各位の集まり、或いは青年學校に教鞭を取つておいでの各位からの痛烈なる叫びの聲を聽きましても、實に今皆さんが仰しやる通りに同感なんであります。敗戰國の日本は、これを措いて外にないとまで言いたい一番大事な場面であることを痛感いたす者であります。
その結果青年學校等の一部の建物を利用しておるもの、あるいは戰時中の工場施設を利用しておるもの、寺院、神社等の餘裕のある建物を利用しておるもの、それから中にはまつたくまとまつた建物なしで公民館運營をやつている、つまりその時々の必要なスペースをその都度借りて使つているというような公民館も實はあるのであります。
○松原(一)委員 私も今日の日本の経済面から見ても、これより以上の要求が今追加せられることには、非常に無理があると思いますから、一應ここで満足することには同意いたしますが、しかし御承知のように、六・三制は六・三・三制であつて、當然これにつなぐことろのあとの三年の制度がすでに來年度からは開始しなければならぬいわゆる高等學校に對し、同時に勤勞青年に對する青年學校の改造の問題が焦眉の急に迫つておりまして、